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当時、銅、さらにはベンガラ景気で湧いていた吹屋山中の宴で最高の御馳走は海の魚、いわゆる「とと」。銅山の関係者は新鮮な鰆や鰤を切望しました。
それを運んだルートが、60KMにもわたって山坂を越えて続いていた「とと道」と呼ばれる道です。一体どこを通る、どんな道だったのでしょうか?
歩こう子どもたち!~未来につながる「備中とと道」~(日本ユネスコ協会連盟)➡こちら
![備中ととみち](_src/3199/sign.png?v=1734063623472)
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とと道を歩くのは草木の繁茂する初夏から秋にかけてはコースの一部の薮がひどくとても困難。ベストシーズンはやや寒いのですが草刈りの済んだ晩秋から早春。このため、イベントは11月に各地のボランティア会員による草刈りのあと、12月〜2月を中心に実施してきました。
これまで6回、160名を越える方に参加いただいております。歩き方の基本はとと道の遺構が残っている部分を中心に歩き、森が密生して入り込めない場所(まだあります)や、舗装道路になってしまっている所は敬遠して車に乗車して通過、というバス+ウォークの現地解説付きハイブリッドウォークです。このため、疲れれば次の地点まで伴走車に乗って休むこともでき、多くのシニアの方にご参加いただいております。最近はコロナ禍で開催できていませんが、コロナ後は是非このイベントにご参加下さい。
ここでは、とと道全ルートを次の4つに分け、一体どんな道なのかを「備中とと道トレイルガイドブック」より抜粋してご紹介します。実際に「歩いてみよう」と思われた方は公共交通機関を使って、コースの一部を日帰りウォークでトライしてみて下さい。詳細はガイドブックをご参照下さい。
■紹介コース:
①笠岡・金浦⇨矢掛・小田(13km 4:30)
②矢掛・小田⇨美星・三山(13km 4:30)
③美星・三山→成羽(14.5km 4:00)
④高梁・成羽⇨吹屋(16KM 5:30)
■紹介内容:
・出発、到着地点での公共交通機関の発着時刻(変更の可能性があるので事前に要 確認)
・コースの主要地点間の標準所用時間(休憩は含みません)
・コースの地図:赤線=歩行推奨ルート。赤破線=歩行可能ルート。ただし分かり にくい。緑線=伴走車ルート。
アッシーさんがいる場合は赤線を歩くメンバーと緑線を車で移動するメンバーと の間で連絡をとりあいながら進むと大変効率的です。
・主要地点の案内(あくまで概要なので詳細はガイドブック参照)
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